教育方針

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教育方針

「明るく 強く やさしく」を柱として、遊びを通して心と体を育てていけるよう努めています。

・自分の思いを素直に言葉で伝えたり、豊かに表現しながら伸び伸びと遊ぶ事が出来る。
・笑顔になれる楽しい経験や感動のある体験を沢山する。
・体を鍛え、丈夫でよく動く体を作る。
・いろいろな事に挑戦し、最後まで頑張ることができる。
・集団生活の中で我慢することの大切さを知る。
・思いやりの気持ちを持ち、自分も周りの人や物も大切に出来る。
・身近な自然や小さな生き物に触れ、五感を使い豊かな感性を育む。
・自分で考えたり、友達と協力したりしながら主体的に園生活を送る。

大切にしていること

 未来に向かっていく子ども達がたくましく、生き生きと育っていくために

主体的な遊び

 子ども達のやりたい気持ちを大切にし、自分で考える力、表現する力を育てるために、受け身ではなく主体的な遊びや活動を大切にしています。

自由遊び

季節の自然遊び、ごっこ遊び、運動遊び、ガラクタコーナー、毎日の自由遊びの時間、自分でやりたい遊びを見つけ、じっくりと遊んだり、いろいろな友達と関わったりしながら遊びを発展していけるよう園庭、ホール、保育室の環境を設定しています。

一斉活動

 子どもの発想で自由に表現できる創作活動、グループやクラスの友達と話し合って、みんなで何かを作ったり、目標を立てたりする時間をできるだけ取り入れるようにしています。3学期に行われる全園児のオープン保育では、年長児がやりたいことをみんなで話し合い、準備から当日の係まで、一部のコーナーを担当してみんなを楽しませてくれています。

体づくり

幼児期に楽しく体を沢山動かし、たくましい体を作ることはとても重要です。様々な遊びや運動を経験しながら、体力をつけ、健康な体を作り、気力や意欲を養い、生きる力を付けてほしいと思います。

外遊び

 暑い日も寒い日もいづみの子どもたちは一年中朝から元気に外で遊んでいます。鬼ごっこ、砂遊び、三輪車、ドッチボール、木登りハウス、ジャングルアスレチック、縄跳び、鉄棒、、、子ども達がいろいろな動きをして遊ぶことができるよう遊具や環境を設定しています。

歩くこと

 50年前と比べると、最近の子どもの歩く歩数は半分くらいだそうです。体幹を鍛えるにも、体力をつけるにも歩くことが一番で、近隣の公園に散歩に行ったり、歩いて遠足に行ったりします。

  

マラソン

 冬になると前の公園の周りをマラソンします。健康で丈夫な体と強い心を育てるために薄着と裸足の奨励も行っており、冬でも裸足で元気いっぱいの子が沢山います。

体操

 コスモスポーツクラブ講師による体操指導では、様々な運動に興味を持たせ、体の使い方を学びながら運動能力を伸ばしていきます。失敗や成功を沢山経験し、難しいことも挑戦しようとする気持ちや最後まで頑張る気持ち、仲間との絆も深めていきます。

リトミック

 創立以来、天野式幼児リトミックを年中児より取り入れています。ピアノの音楽やリズムに合わせて体を動かすことで、音楽的感覚や反射反応の機能を高めます。「待つ、見る、聞く、考える」ことを繰り返すことで集中力も養いながら丈夫で動く体を作ります。

自然との触れ合い

園庭、公園

 毎日遊ぶ園庭には、いつも色とりどりの草花が咲き、子ども達を明るく包み込んでくれています。
大きく成長した木々は、季節によって姿を変え、心地よい木陰を作ってくれたり、実をつけたり、紅葉したり、様々な楽しみをもたらしてくれています。そんな園庭で子ども達は花の色水作りや、虫探し、桑の実取り、どんぐり拾い、泥団子作りに夢中です。近隣の公園にも散歩に出かけ、草や落ち葉の上に寝転んだり、草花遊びをしたり、自分なりの宝物を見つけたりして、季節の移り変わりや色々な発見を楽しんでいます。ちょっとした自然との触れ合いが、子どもの心を豊かにするのです。

木育

 生きている木と触れ合ったり、木でできたおもちゃで遊んだり(木のおもちゃの部屋)、木や自然物で制作をしたりすることによって、感性、創造力、表現力、根気、命あるものを大切にする心が育ちます。いろいろなかたちで木と触れ合い、木を好きになり、木や自然を大切にしてくれる人になってほしいと願っています。

野菜や果物を育て頂く

 畑やプランターで季節の野菜を育て調理したり、柿、みかん、ぶどう、梅、桑等、実のなる木も園庭に色々あるので収穫したりして、みんなで食べる経験をしています。このような経験が食べ物や植物の成長に興味をもち、食べられなかったものが食べられるようになったり、ありがたくいただく気持ちを育てたりします。

兄弟クラス

 異年齢の関わりの中で心を育てます

 年少、年中、年長の各1クラスずつが一つのグループを組み、異年齢の交流を目的とした兄弟クラスを編成しています。大きい子が小さい子のお手伝いをしたり、新しい歌や手遊びをしたり、一緒にご飯を食べたり、手をつないで散歩に行ったり、年間を通して様々な交流をしています。大きな子は小さな子に思いやりを持って接したり、自分は大きいんだ、出来るんだという自信にもなります。小さな子は、大きな子のやることを真似してみたり、あんなふうになりたいと憧れ、次への意欲、思いやりへとつながっていきます。

 
  
 
 
  
 

 読み聞かせ 

絵本等のおはなしは子どもの想像力、そして心を豊かにします。絵本を読んでもらっているとき、子どもの脳はテレビ等を観ているときよりも何倍も活発に動いているそうです。そして、好きだった絵本というのは、大きくなっても身近な人に愛されて育ったということが伝わる心の栄養、そして宝物にもなるのです。クラス文庫だけでなく、誰もが自由に絵本を読むことができる絵本コーナーもあります。また保護者の方にも絵本に興味を持ってもらえるように、お薦めの絵本も毎月紹介しています。保護者のボランティアの方々で「おはなしの部屋」というお話の時間もして下さることもあります。沢山の方の愛情をもらい、いづみの子は心豊かに育っています。 

挨拶

人と接するうえで、挨拶や感謝の言葉をきちんと言えることは、この先大人になってもずっと大切なことだと思います。そして、挨拶や話をする時、話を聞く時相手の目をしっかりと見るよう子ども達には伝えています。目を合わせることで心が通じるのです。相手の目を見て「おはようございます」「さようなら」「ありがとう」「ごめんなさい」等がその場に応じて自然と言える子どもたちになってほしいと思います。

挨拶や感謝の言葉
 

手づくり

子ども達にはできるだけ手作りの温かさを伝えていきたいと思っています。誕生カード、誕生冠、エプロンシアター、大型絵本、ごっこ遊びの道具や衣装。幼稚園には手作りのものがいっぱいです。